〜満員御礼の「ifia JAPANセミナー」、食ロス削減事業の意義語る〜
シェアシマを運営するICS-net株式会社は、東京ビッグサイト(南1・2ホール)で5月17〜19日に開催された「ifiaJAPAN 2023(第28回国際食品素材/添加物展・会議)」に、出展しました。主催者企画セミナーにも登壇し、ICS-net株式会社 アップサイクル推進室 室長 菊地 由華が「食品製造段階で発生する食品ロスを活用!新たな価値創出『アップサイクル』について」をテーマに講演しました。講演内容の一部を、こちらの記事でご紹介します。
「アップサイクル事業は、廃棄される可能性のある原料を有効利用し、新たな価値を生み出す活動です。『リサイクル』が製品を原料に戻してから新たに製品を作るのに対し、『アップサイクル』は原料そのものを活かして、付加価値を向上させる新製品を創出します。
このアップサイクルの可能性を秘めた食品の原料は大きく三つに分けられます。一つは『未利用原料』、二つ目は『残渣』(皮や絞りかすなど)、そして最後は製品を作る工程で出てしまう『端材』です。私たちは、これらの原料を活用し、新たな商品を作り出す事業を展開しています。具体的な実績として、私たちは昨年度、シェアシマのサイトを介して1トンの食品ロス削減に寄与しました。この数字は未利用の食品の積み重ねがあって初めて成り立つもので、これをさらに増やしていきたいと考えています。
さらに、私たちはアップサイクル商品の企画及び開発の推進も行っています。例えば、昨年度には長野市と共同でアップサイクル商品を発売しました。一つは、信州福味鶏のレバーとハツを使った缶詰です。これは通常余剰となる部位を有効活用し、新たな商品を創出した成功例となります。また、ウエハースを使ったビールも開発しました。これは土産品製造会社が生成する端材をアップサイクルビール製造企業につなぎ、新たな商品を開発した事例です。これらの開発は、食品ロス削減だけでなく、新たなビジネスチャンスを創出する可能性を秘めています。
私たちの取り組みはこれからも続きます。余っている原料や商品化が困難なものがあれば、私たちにぜひご相談ください。食品ロスの削減と新たな商品開発の可能性を共に追求してまいります。」
食品パッケージの裏面をデータ化!一括検索できるDXツールの試験運用開始
食品パッケージに記載された製品データを一括検索できる新サービス「製品情報サーチ(β版)」の運用を先月開始しました。食品業界に太いパイプを持つ当社が、食品メーカー各社からヒアリングした悩みをもとに開発したDXツールです。
全国の小売店に流通する製品のパッケージデザイン・裏面データをまとめてデータベース化することで、食品開発担当者の業務効率化することを目指しています。食の多様化するニーズにいち早く対応し、食の安全性確保にも寄与します。
▽詳細はプレスリリースをご覧ください
食品パッケージの裏面をデータ化! 一括検索できるDXツールの試験運用開始
社内コミュニケーション活性化PJTが発足
このたび、社内のコミュニケーションを活性化するプロジェクトを発足しました。当社はメンバーが各地に点在しており、普段はテレワークで業務を行っている人が多くいます。
オフィスでの勤務に比べると、テレワークはコミュニケーションを取るのが難しくなります。こちらのプロジェクトでは、コミュニケーションを活性化させる仕組みを新たに構築することで、業務効率化を促進することを目指しています。さらには、社員の心理的安全性を高めることにもつなげようとしています。
若手を中心に部署を横断してメンバーが集まり、毎週、活発にディスカッションをしています。プロジェクトの成果は、こちらのシェアシマNEWSでも、お伝えしていきます!
MEMBER’S VOICE
ICS-net株式会社
執行役員 COO
池 務
こんにちは。シェアシマ事業全体の統括をしておりますCOOの池と申します。
岡山県津山市生まれで、B`zの稲葉浩志、俳優のオダギリ ジョー、M-1チャンピオンのお笑いコンビ、ウエストランドと同郷です。
私は、シェアシマサービスの運営を中心に業務を行っております。会員の皆様が満足してサービスを使っていただけるように、事務局やCS(カスタマーサクセス)チームを通して会員の皆様からご意見をおうかがいしながら、サイトやサービスの改善・新サービスの企画等を考えております。
また、シェアシマの商品開発セミナーに参加された方はご存じかと思いますが、毎月開催しているセミナーの司会、進行をしております。まだご参加いただいていない方は、毎月テーマを設定して開催しておりますので、是非ともご参加ください。
なお7月より、新たに「シェアシマ製品情報サーチ」「シェアシマOEM」という2つのサービスを正式ローンチする予定です。シェアシマはさらにパワーアップして、食品業界で働く皆様のお役に立てればと思っております。引き続き、どうぞよろしくお願いします!