11月19日(火)、静岡県内で開催されたセミナー「未利用食材活用セミナー&マッチング交流会〜アップサイクルで創る 持続可能な食の未来〜」(主催:公益財団法人 静岡県産業振興財団 フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター)に、ICS-net株式会社・代表小池が登壇しました。
本セミナーの主催元であるフーズ・ヘルスケア オープンイノベーションセンター(以下、同センター)は、2024年度より未利用食材を活用した食のアップサイクルに取り組む企業を支援する新たな事業をスタートしました。弊社は同センターとともに、静岡県内の未利用食品の調査委託を今年度進めてきました。当日は、60名の定員をはるかに上回る100名超の静岡県内食品関連事業者が参加し、大盛況となりました。
セミナーは2部構成となっており、第1部では同センターより未利用食材活用マッチング支援事業の説明がされたのち、弊社小池より「食品ロスから価値へ:未利用食材アップサイクルの実践」と題して、長野市での未利用原料の調査・アップサイクル商品企画開発の取り組みや宝島社様との米粉パン・ホエイパンの取り組みについて、さらには今回の静岡県との調査について講演しました。また株式会社良品計画(東京都文京区)より、食品製造業会と小売業のマッチングの重要性や今後の交流への期待について講演がありました。
続く第2部では、静岡県内を代表して4社から未利用食材活用の取組事例が発表されました。セミナーの最後には、マッチング交流会が催され、配られた参加者名簿をもとに、情報交換を行いたい事業者同士が名刺交換をしました。積極的に名刺を交わす様子が見られ、互いのニーズや課題を共有し合う中で、マッチングしそうな企業を推薦・紹介する姿もありました。
大変盛況であった本会合に続き、全国の自治体で同様の活動が活発化し、食品事業者、関連企業様の繋がりが強まるよう、当社では各方面にてご支援を続けてまいります。(詳細レポートは、シェアシマinfoにて近日公開予定!)
約140名が参加!「女性の健康」を支える原料特集 インナービューティやフェムケア素材をテーマとした商品開発セミナー第1・2弾開催
11月のシェアシマ商品開発セミナーは、「女性の健康」がテーマでした。11月13日・27日と2週連蔵で開催され、両日合わせて約140名の食品関連事業者が集まる盛況のセミナーとなりました。女性特有の健康に関する悩みを解決する商品やサービスのことを「フェムケア」、「フェムテック」といいますが、近年これをテーマにした新ブランドが続々と誕生したり、女性誌で特集が組まれたりと、商品開発においても注目のテーマのひとつとなっています。そうした傾向から、聴講者からは商品に対する質問が積極的に飛び交いました。
12月のシェアシマ商品開発セミナーは「スポーツとシニア向け栄養素材の商品開発〜日常の食事とスポーツ前後の栄養補給〜」 がテーマ。 シェアシマでは、今後も最新トレンドの知見や開発のためのインスピレーションが得られるセミナーを定期開催してまいります。
▽受付中のセミナー情報はこちらから(シェアシマサイトに遷移します)
シェアシマ活用事例|求めていた商品がここに!シェアシマ掲載から3か月で販売成立
永和物産株式会社は、1963年に設立された食品原料の専門商社です。主に食品香料、食品添加物、乳酸菌などを国内外から調達し、日本市場へ供給しています。特に食品香料の分野では、幅広い商品を取り扱い、品質や安全性にこだわった厳選された原料を提供しています。
現在の食品業界は以前と比べて顧客のニーズが多様化しており、原料調達のスピードや効率化が求められる時代です。そうした変化に対応するため、同社ではデジタル技術を活用して顧客接点を広げる必要性を感じ、シェアシマの活用を開始しました。